OSHOのほとり

OSHOのことばを分かち合う

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたは臨済をどう思う?

臨済のマスターが亡くなった そのマスターは有名な人だった が 臨済はそのマスターよりまだ有名だった というのも そのマスターは静かな人で 実際のところ彼は臨済を通して非常に著名になっのだ 何千人もの参列者が 彼らの敬意を表し 最後の別れを告げるため…

それ自身のやすらぎへと還る

ダルマタというのは あらゆるものが それ自身の根源的本性を持つという意味だ もしもあなたが あなたの内なる<すみか>にとどまるならば すべては だんだんと それぞれの自然な要素へと溶け去って行く それを邪魔している張本人はあなただ もし あなたがあ…

全存在が進行している

実際 やるべきことなど何もないのだ あなたに何をやるのを要求されているわけでもない あなたに求められているのは ただ単に ゆったりと自然に あなた自身でいて ものごとの起こるのを許すことだけだ 全世界が あなたなどなくたって動いていく 川は海に流れ …

鏡のようになりなさい

鏡になる 敏感すぎる感光板のようにはならないこと 鏡のようになりなさい ものごとは やってきては 過ぎていく 鏡はうつろで からっぽで 空のままだ ただ反射するだけ 反応はしない 感応するだけ 解釈したりしない あなたが過ぎ去り 映像がなくなってしまえ…

突然あなたは開花する

それは あなたに起こるのだ 達成できるものじゃない それのほうが あなたのところへやってくるのだ だから ティロパは言う “ 無達成なるものを達成せん ” それは あなたに 用意のできたとき 不意にやってくる 足音さえ聞こえない それは 突然くるのだ あなた…

ゆったりと自然であれ

不自然なことをしたら 自然な流れに逆らったら ゆったりと自然であることなんかできない 何人かの人たちにとっては 僧院にいるのが 完全に自然なことであるかもしれない 何人かの人たちにとっては 山にこもるのが 完全に自然であるかもしれない そういう人た…

自分が今いるここ…

妻や子や世間をあとにする人間は 緊張するだけで ゆったりとはできない 捨てようという まさにその努力の中に 緊張がしのびこむ 自然であるということは 自分がいるそこにいる ということだ 自然であるということは どこであれ 自分が今いる そこにいること…

ひとり在る

突然ーー あなたは森の中にいる 突然ーー あなたはひとりぼっちだ 人ごみの真ん中にいながら ひとりでいることはできる ひとりで しかも 人ごみの中にいることはできる あなたは 世間にいながらにして 世間のものでなくなれる 世間にいながら しかも 山や森…

神は野生

安全のために 我々は結婚する 安全のために 我々は社会をつくる 安全のために 我々は いつも決められた道の上をすすむ 生は野生だ 愛は野生だ そして 神は絶対に野生だ <彼>は決して あなた方のつくった<庭>にはいって来はしない <彼>は 決してあなた…

その不完全さこそ完全だ

あらゆる人間は その あるべき姿なのだ あらゆる人間は 生まれながらの王者だ 何ひとつ欠けてはいない あなたに 改善の必要なんかない あなたを改善しようとする人たちは あなたを破滅させる人たちだ 自分を改善することなんて 誰にも許すことはない 実際の…

大いなる教え

小さな教えの えじきになるな かれらは人品をいじくる 外からの訓練は装飾だ それは 内面から出てこなくてはいけない 大いなる教えとは あなたは すでに あなたがなり得るところのものである これだ これをつかみなさい あなたは すでにゴールであるのだ こ…

マスター

偉大な感受性が必要だ マスターを見つけるには 偉大な女性的感受性がいる そして もしあなたに用意ができていて そこに 生きたマスターがいれば 突然 何かがカチリといく それは あなたの側で仕組むものじゃない あなたは ただそこにいるだけでいい それは …

だれも孤島なんかじゃない

実際のところ だれもひとりで悟ることなんかできない 我々は 互いに 互いの一部だ 我々は 互いに 互いのメンバーだ 我々は ひとつの全体なのだ ひとりの人間が頂きになることはあるかもしれない だが それは まわりをとりまく小さな波とつながったままだ そ…

降参の道

降参しなさい 愛とは 降参することだ ゆったりと 自然であるという 降参の次元ーー リラックスだ 急ぐことなんか何もない <全体>それ自身が ひとりでに あなたを導いていく ただ 待つだけでいい 一切の至福の瞬間は あなたが降参してはじめて起こる それに…

もし声を聞いたら…

目を覚ましているか 眠っているかのどちらかだ そこに 段階的ステップなんかない もし あなたが 自分の名前を呼んでいる その人の声をきいたら あなたは目覚めているのだ 10%目覚めているんじゃない 目は閉じているかもしれない しかし もしあなたが 誰かが…

美しい寓話

イエスが つねに語り続けてやまなかった美しい寓話がある ある父親にふたりの息子があった 下の息子は自分の分の財産をねだり それを持ち去って街で酒と女に使い果たし とうとう乞食になってしまった もうひとりの息子は父親とともに残り 農場で一生懸命働い…

もし道に迷うことがなかったら…

人は自分の生を生きる それを通り抜ける その あらゆる色合いが生きられなくてはならない そして そのあらゆる味わいが味わわれなくてはならない 彷徨でさえ 道に迷うことでさえ意味がある なぜなら もし道に迷うことがなかったら あなたはコクのある悟りに…

味気ない人間にはなるまい

あなたにもし吸収された怒りがあったら あなたはもっと豊かだろう あなたにもし吸収されたセックスがあったら あなたはもっと豊かだろう もし吸収された憎しみや嫉妬があったら あなたはもっと豊かだろう そういうものは 生のスパイスだ 味気ない人間にはな…

すべてのエネルギーに中心を与える

タントラは すべてを吸収されなくてはならないと言う すべてだ 覚えておきなさい どんな条件もなしにだよーー セックスは吸収されなくてはならない そうしたら それはあなたの中ですさまじい力になる 仏陀ーー ティロパーー イエスーー 彼らは そのまわりに…

彼らはすべてを吸収してしまった

イエスが怒るとき それはまったくの音楽だ 怒りでさえもーー イエスがムチを手に取り 寺から商人たちを追いはらうとき それには微妙な美しさがある 仏陀でさえ その美しさを欠いている それに比べると 仏陀はあまりにも一面的に見える 彼の中では まるで怒り…

中心を持つ

狂人がピアノを弾くとしよう 音は同じなのだ ただ 狂人が弾いている そこには中心がない あらゆる音が分離し 独立してしまう それは 音の雑沓だ メロディーじゃない それを ミュージシャンが 同じピアノを同じ10本の指で弾くとなると そこに錬金術的変化が訪…

何ひとつ切り捨てなくていい

タントラの受容はトータルだ あなたを分割したりしない だって 自分と有機的にひとつであるその一部分を どうして壊滅させることなんかできる? それは あなたがつくり出したものじゃないんだよ それは ただそこに置いてあっただけなのだ そこには怒りもある…

無条件の「イエス」

「ノー」が境界線をつくり出すのだ 「ノー」こそがあなたを取り囲む国境線だ 自分が「ノー」と言うとき よく見てごらん あっという間に何かが閉じる 「イエス」と言うときには必ず あなたの実存は開くものだ この受容は あたりまえの受容とは違う 普通 人が…

人を変えようとなんかしないこと

手を貸せるのは<明けた>人だけだ その救いは 自然に流れ出す それは ちょうど花が咲き 風が その香りをのせて 地の果てまでまき散らすようなものだ それは とても繊細で 婉曲だ 決して 人を直接打ったりしない 本当のマスターというものは 決して直接的に …

生の裏道

生の裏道をさまようことによって 彼の目は慣れてくる そして 彼は 暗やみの中でさえ 光を見はじめるのだ もっとも暗い夜 そこに隠された昼を見られるほどに 暗やみに目が慣らされるとき もっとも暗い夜にさえ 朝を見ることができるとき 美しさはあるものだ …

両方で在りなさい

ヒマラヤの山中で 静寂を求め それに対立するものを避けながら 生きていたら 死んだようになってしまう 確実に鈍くなるーー 沈黙することを選べば選ぶほど ますます鈍重になっていく なぜなら <生>には対極が必要だからだ 対極の挑戦が必要だからだ あなた…

魂の帰還

なぜ この世界などというものが存在しているのか なぜ<彼>は 我々をカルマと過ちの世界に放り込むのか <彼>は 単純に我々を救ってくれてもよさそうなのに どうしてなのか? 無理な話だ そんなことをしたら あなたは 浅はかな薄っぺらなものになってしま…

もしあなたが開花を願うなら…

ニーチェは言っている もし樹が天に届こうとすれば その根は まったくの地獄まで達する必要がある と 彼は正しい もし あなたが 空に向かって本当に開花を願うなら あなたの根は 地にもぐり もっとも深い地獄まで達する必要がある さまよい歩き 道を誤ったこ…

賢者とは地獄にも落ちた者

賢者とは 生のあらゆる罪を生き抜いた者のことだ 何ものも否定しなかった者 何ものも罪などと呼ばなかった者 どんなことであれ 起こったことを ただ一心に受け容れてきた者 それが起こるのを許してきた者 あらゆる波とともに動いてきた者 漂ってきた者 道を…

行為と行動3リラックス

もうひとつ 別の次元のエネルギーがある それは 動機づけされざるお祝い という次元だ その目的地は <いま>と<ここ>だ どこか ほかの場所じゃない 実際には あなたが目的地なのだ この瞬間よりほかに どんな完成もない 到達されるべき何ものもない あな…