味気ない人間にはなるまい
あなたにもし吸収された怒りがあったら
あなたはもっと豊かだろう
あなたにもし吸収されたセックスがあったら
あなたはもっと豊かだろう
もし吸収された憎しみや嫉妬があったら
あなたはもっと豊かだろう
そういうものは 生のスパイスだ
味気ない人間にはなるまい
あなたは 味にうまみが備わるだろう
あなたには塩も少しは必要だ
そして 怒りというのは
きっかり必要な分だけそこにあるものだ
それがあなたを圧倒してしまったら
そのときにはそれは醜くなる
もし塩しか食べなかったら あなたは死んでしまう
塩分にはしかるべき割合というものがある
そして その割合においてなら
それは必要なのだ
絶対的に必要なのだ
これを覚えておきなさい
「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ