OSHOのほとり

OSHOのことばを分かち合う

もし道に迷うことがなかったら…

人は自分の生を生きる

それを通り抜ける

その あらゆる色合いが生きられなくてはならない

そして そのあらゆる味わいが味わわれなくてはならない

彷徨でさえ

道に迷うことでさえ意味がある

なぜなら もし道に迷うことがなかったら

あなたはコクのある悟りには到達すまいからだ

あなたはシンプルにはならないだろう

単純馬鹿ではあっても

決してシンプルじゃあるまい

単純馬鹿というのは シンプルじゃない

シンプルさというものは

その裏に とても深く複雑な経験を必要とする

単純馬鹿というのは ただ単に無経験なだけだ

彼はおろか者かもしれない

だが 間違っても 賢者ではあり得ない

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ