OSHOのほとり

OSHOのことばを分かち合う

それ自身のやすらぎへと還る

ダルマタというのは

あらゆるものが それ自身の根源的本性を持つという意味だ

もしもあなたが

あなたの内なる<すみか>にとどまるならば

すべては だんだんと

それぞれの自然な要素へと溶け去って行く

それを邪魔している張本人はあなただ

もし あなたがあなたの実存の内側に

アラヤに

内なる空に

その絶対の純潔にとどまっていたら……

ちょうど空と同じように

雲が往来し

なんの痕跡も残らない

行為が往来し

思考が往来し

たくさんのことが起こる

しかし 内側の奥深いところでは何ひとつ起こらない

 

もしゆったりと自然に

その内なる<すみか>にとどまっていたら

だんだんとあなたは

すべての要素がそれ自身の本性へと還って行くのがわかるだろう

 

肉体は五つの要素でできている

地はだんだんと地へ還り

空は空へ

火は火へーー

それは死んだときに起こることだ

あらゆる要素がそれ自身のやすらぎへと還る

ダルマタとは すべてのもの初源の本性のことだ

あなたがあなたの<すみか>に還る

そうしたら あらゆるものがそれ自身の<すみか>に還る

そうしたら もう何一つ混乱はない

 

世の中には

二つの生き方と 二つの死に方がある

ひとつは 誰もがやっているように生きることだ

あらゆるものとごっちゃに混ざり

内なる空など完全に忘れ去ってーー

 

それからもうひとつ

内側にやすらいで

初源要素の力が それ自身の道をとるのを許す生き方がある

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ