神は野生
安全のために 我々は結婚する
安全のために 我々は社会をつくる
安全のために
我々は いつも決められた道の上をすすむ
生は野生だ
愛は野生だ
そして 神は絶対に野生だ
<彼>は決して
あなた方のつくった<庭>にはいって来はしない
<彼>は 決してあなた方の<家>になんかはいって来ない
そんなものは小さすぎる
あなた方のお決まりの道の上では
決して<彼>に出会うことなんかできない
<彼>は野生だ
受容をとおして
二次性を超えなさい
そして
生が
それなりに進路を取るのをゆるすのだ
そうすれば
あなたは たどりつくだろう
必ず たどりつくだろう
これは あなた方の安全性の保証じゃない
野生の者は 必ずたどりつくのだ
「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ
その不完全さこそ完全だ
あらゆる人間は
その あるべき姿なのだ
あらゆる人間は
生まれながらの王者だ
何ひとつ欠けてはいない
あなたに 改善の必要なんかない
あなたを改善しようとする人たちは
あなたを破滅させる人たちだ
自分を改善することなんて
誰にも許すことはない
実際のところ
あなたが不完全に見えるのは
あなたが不完全だからではなく
あなたが 成長しつつある完全だからだ
我々が<完全>と言うときには
成長の最後のところまできたものを言う
だが そんな<完全>は死んだものだ
もし それが成長できなかったら
そんな<完全>は死んでいるのだ
神は 成長しつづける
私はあなた方に言いたい
不完全で 成長しつづけなさい
それが生というものだからだ
完全であろうとなんかしないこと
さもなければ あなたは成長を止めてしまうだろう
そうしたら あなたは仏像のようになってしまう
石ころだ
いくら仏像でも それは死んでいる
成長しつづける というこの現象のせいで
あなたは 完全を 不完全と感じる
それは そのままにしておきなさい
あるがままのそれを許しなさい
これが 王者の道だ
「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ
大いなる教え
小さな教えの
えじきになるな
かれらは人品をいじくる
外からの訓練は装飾だ
それは 内面から出てこなくてはいけない
大いなる教えとは
あなたは すでに
あなたがなり得るところのものである
これだ
これをつかみなさい
あなたは すでにゴールであるのだ
これに気づきなさい
まさにこの瞬間
あなたの<天命>は成就され得る
段階的ステップなど信じないこと
跳んでごらん!
勇気を出しなさい
大いなる教えとは
降参することだ
自分のコントロールを
放棄してしまうことだ
そして<全体>に
自分を連れ去らしめるのだ
それが 連れて行きたいところどこへでもーー
流れに逆らって泳がないこと
自分を川の中に突きはなすのだ
川になるのだ
そうしたら
<川>はすでに<海>に向かっている
これが 大いなる教えだ
「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ