OSHOのほとり

OSHOのことばを分かち合う

ひとり在る

突然ーー

あなたは森の中にいる

突然ーー

あなたはひとりぼっちだ

 

人ごみの真ん中にいながら

ひとりでいることはできる

ひとりで しかも

人ごみの中にいることはできる

 

あなたは

世間にいながらにして

世間のものでなくなれる

世間にいながら

しかも

山や森に属することもできる

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

 

神は野生

安全のために 我々は結婚する

安全のために 我々は社会をつくる

安全のために

我々は いつも決められた道の上をすすむ

 

生は野生だ

愛は野生だ

そして 神は絶対に野生だ

<彼>は決して

あなた方のつくった<庭>にはいって来はしない

<彼>は 決してあなた方の<家>になんかはいって来ない

そんなものは小さすぎる

 

あなた方のお決まりの道の上では

決して<彼>に出会うことなんかできない

<彼>は野生だ

 

受容をとおして

二次性を超えなさい

そして

生が

それなりに進路を取るのをゆるすのだ

そうすれば

あなたは たどりつくだろう

必ず たどりつくだろう

 

これは あなた方の安全性の保証じゃない

野生の者は 必ずたどりつくのだ

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

 

 

その不完全さこそ完全だ

あらゆる人間は

その あるべき姿なのだ

あらゆる人間は

生まれながらの王者だ

何ひとつ欠けてはいない

あなたに 改善の必要なんかない

あなたを改善しようとする人たちは

あなたを破滅させる人たちだ

 

自分を改善することなんて

誰にも許すことはない

 

実際のところ

あなたが不完全に見えるのは

あなたが不完全だからではなく

あなたが 成長しつつある完全だからだ

 

我々が<完全>と言うときには

成長の最後のところまできたものを言う

だが そんな<完全>は死んだものだ

もし それが成長できなかったら

そんな<完全>は死んでいるのだ

 

神は 成長しつづける

 

私はあなた方に言いたい

不完全で 成長しつづけなさい

それが生というものだからだ

完全であろうとなんかしないこと

さもなければ あなたは成長を止めてしまうだろう

そうしたら あなたは仏像のようになってしまう

石ころだ

いくら仏像でも それは死んでいる

 

成長しつづける というこの現象のせいで

あなたは 完全を 不完全と感じる

それは そのままにしておきなさい

あるがままのそれを許しなさい

これが 王者の道だ

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

  

大いなる教え

小さな教えの

えじきになるな

 

かれらは人品をいじくる

外からの訓練は装飾だ

それは 内面から出てこなくてはいけない

 

大いなる教えとは

あなたは すでに

あなたがなり得るところのものである

これだ

これをつかみなさい

あなたは すでにゴールであるのだ

これに気づきなさい

まさにこの瞬間

あなたの<天命>は成就され得る

 

段階的ステップなど信じないこと

跳んでごらん!

勇気を出しなさい

 

大いなる教えとは

降参することだ

 

自分のコントロールを

放棄してしまうことだ

 

そして<全体>に

自分を連れ去らしめるのだ

それが 連れて行きたいところどこへでもーー

 

流れに逆らって泳がないこと

自分を川の中に突きはなすのだ

川になるのだ

そうしたら

<川>はすでに<海>に向かっている

これが 大いなる教えだ

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

  

マスター

偉大な感受性が必要だ

マスターを見つけるには

偉大な女性的感受性がいる

 

そして

もしあなたに用意ができていて

そこに 生きたマスターがいれば

突然 何かがカチリといく

それは あなたの側で仕組むものじゃない

あなたは ただそこにいるだけでいい

それは 実に強烈なエネルギー現象であって

あなたが ととのってさえいれば

それだけで何かがカチリといくのだ

 

あなたはつかまる

それは 愛の現象だ

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

  

 

だれも孤島なんかじゃない

実際のところ

だれもひとりで悟ることなんかできない

我々は 互いに 互いの一部だ

我々は 互いに 互いのメンバーだ

我々は ひとつの全体なのだ

 

ひとりの人間が頂きになることはあるかもしれない

だが それは

まわりをとりまく小さな波とつながったままだ

それは ひとりぼっちじゃない

どうして ひとつの波だけが ひとりで悟ることができよう?

 

このビューティフルな話には…

仏陀は いまなお待っているのだと言われている

彼は待たないわけにはいかない

誰も孤島なんかじゃない

我々はひとつの大陸だ

我々はいっしょなのだ

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

 

 

降参の道

降参しなさい

 

愛とは 降参することだ

 

ゆったりと 自然であるという

降参の次元ーー

リラックスだ

 

急ぐことなんか何もない

<全体>それ自身が

ひとりでに あなたを導いていく

ただ 待つだけでいい

 

一切の至福の瞬間は

あなたが降参してはじめて起こる

それに降参することができたら

死でさえもビューティフルなものになる

いわんや生をや?

もしあなたが自分を明け渡したら

言うまでもなく 生は最大の祝福だ

それは恩寵だ

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ

 

 

 

 

  

もし声を聞いたら…

目を覚ましているか

眠っているかのどちらかだ

そこに 段階的ステップなんかない

 

もし あなたが

自分の名前を呼んでいる その人の声をきいたら

あなたは目覚めているのだ

10%目覚めているんじゃない

目は閉じているかもしれない

しかし もしあなたが

誰かが呼んでいるというのに気づいたら

あなたは もう目覚めているのだ

 

それは 突然の急転なのだ

 

まさにこの瞬間

扉は開き得る

それは段階的プロセスじゃない

それは 不意の目覚めなのだ

 「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ