OSHOのほとり

OSHOのことばを分かち合う

行為と行動2

もっと もっと <行動>を落としてゆきなさい

 

しかし どうやって?

 

あなたは 落とすというそのこと自体を

ひとつの強迫観念にしてしまうこともできる

冥想

ヨーガ

あれやこれやーー

いまや それもまた<行動>だ

 

醒めていなさい

<行為>と<行動>の違いを 感じとるのだ

 

<行動>が あなたをとらえたとき

ーー実際のところ それは憑依と呼ばれるべきだ

 

その<行動>にとりつかれて

あなたが熱病的になってしまう そのとき

もっと醒めること

それが

あなたの為し得るすべてだ

 

それを見守ること

たとえ もしあなたが そのことをやらずにいられないとしても

最大限の覚醒のもとにやること

 

食べたいのなら 食べるがいい

ただし ごくゆっくりと・・・・

自分が何をやっているのかを見られるように

ぎりぎりいっぱいの覚醒のもとに食べるのだ

 

酒を飲む

たくさん食べる という

そのことを見つめることができれば

突然ある日

それらは あなたの指から落ちてゆくだろう

 

それらはポトンと落ちてゆく

投げ捨てるのではない

それは 落ちてゆく

 

ものごとに 落ちてゆかせなさい

それを 落とさないこと

<行動>を消え失せさせなさい

それを消そうと強いないこと

 

見守り

気を引き締め

意識的でありなさい

 

すると あなたは

とても とても奇跡的な現象に行き当たるだろう

 

あるものが

それ自身で

ひとりでに落ちてゆくとき

それは あなたに どんな軌跡も残さないものだ

 

もしあなたがそれを強いたら

そのときは 軌跡が残る

傷跡が残る

 

もし 本当に理解したら

それは ひとりでに落ちる

あなたが落としたんじゃない

自我は それを通じて 強められたりしない

 

そして

全面的に<行為>する機会があるときには

決して それを逃さないこと

決して ためらわないこと

<行為>するのだ

 

もっと<行為>し

そして<行動>を ひとりでに 落ちてゆかせなさい

 

だんんだんと ひとつの変化が

あなたに訪れるだろう

それには時間がかかる

それには 機というものが必要だ

 

しかし また急ぐこともない

「存在の詩」 バグワン・シュリ・ラジニーシ